掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
掌蹠膿疱症の症状
- 掌蹠膿疱症は手のひらと足の裏に水ぶくれやうみ(膿疱)ができ、皮膚のカワがめくれてくる病気です。
- 水虫に見えますが、水虫菌は見つかりません。
- 風邪をひいて扁桃腺がはれたときに悪くなる時があります。
- タバコは悪化因子です。
- 胸の真ん中の関節が痛くなることがあります。
掌蹠膿疱症の治療法
症状が軽い場合はぬり薬(ステロイド外用剤)で治療します。
扁桃炎を改善させる抗生剤を使うと改善したり、耳鼻科で扁桃を摘出すると完治したりする場合があります。
上記の治療で改善しない場合は、紫外線治療を行います。
手と足の皮膚は硬いので、薬を入れたお湯に15分程度手や足をつけて柔らかくしてから紫外線を当てる、バス-プバ療法が掌蹠膿疱症には特に有効です。
ビオチン(ビタミンH)が有効である場合があります。
関節痛は痛み止めなどで治療します。
有名女優も掌蹠膿疱症にかかりました。治りにくい病気ですが、きちんとした治療をすると良くなっていきます。